当院について

TOP / 当院について / ご挨拶

理事長ご挨拶

医療法人甲聖会 理事長 
甲斐沼 孟(かいぬま まさや)

理念 「 関わった人みんなを幸せに 」

 平素より、医療法人甲聖会の運営に多大なるご高配を賜りまして、深く御礼申し上げます。私たちは、地域の方々が住み慣れた場所でいつまでも健康的に暮らし続けていただけるよう、地域に根差した亜急性期・回復期・慢性期・外来・在宅医療を展開し、ひとりひとりの職員が一致団結して、事業に取り組んでおります。

 当院は、初代理事長である甲斐沼正が1978年に診療所として開院して以来、ここ 吹田市江坂の地で地域の皆様とともに歩み続けてきました。近年では、甲斐沼カオル現会長のもとで、甲聖会紀念病院の全職員が一丸となって、2018年に地域包括ケア病棟を立ち上げたのち、機能強化型在宅療養支援病院に認定されるなど、今なお確実に一歩ずつ発展を続けています。超高齢社会を迎えている我が国では、医療技術の発展による寿命の伸びなどもあいまって、今後ますます高齢化率が増加し続けるといわれていますし、昨今の出生数減少などに伴って、将来的に生産人口や働き手が減り、 雇用情勢が厳しくなると考えられます。このような流れのなかで、医療・介護の需要は高まり、医療の中心的な本質は「病気を完治させる医療」から「病気と共存するための医療」へと変容しつつあり、今後ますます慢性期医療の需要が高まっていきます。国や厚生労働省が示す地域医療構想や診療報酬改定で示唆されているように、 それぞれの地域にふさわしいバランスのとれた医療機能の分化と連携を推進することが重要です。そのためにも、地域包括ケアシステムを支える病床の整備や在宅医療の充実など、個々の患者さまの状態に応じて、質が高く効率的な医療提供体制を構築していく必要があります。非常に舵取りの難しい時代ですが、医療業界の常識に捉われず、明るい未来を切り拓いていくために、今以上に病院機能を強化して、地域に密着した適切な法人経営を実践します。

 患者さまおー人おひとりに真摯に寄り添って、それぞれのご家族さまにも丁寧に対応する姿勢に努めて、社会情勢に応じた適切な医療サービスを提供すべく、病院機能の更なる向上に一生懸命取り組んでまいります。医療法人甲聖会は、「関わった人みんなを幸せに」という理念に則り、良質な医療・看護・介護を提供して、地域社会に貢献できるよう、その使命を全うします。

 今後とも、温かいご高配・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

副理事長ご挨拶

副理事長 甲斐沼 成(かいぬま しげと)

理事長を支える

 平素より、医療法人甲聖会の運営にご支援をいただき誠にありがとうございます。
急速に少子高齢化が進む中、我が国では2025年には「団塊の世代」がすべて75歳以上となる超高齢社会を迎えます。こうした中で、国は「地域包括ケアシステム」の構築を呼びかけてきました。
 当法人は、2017年まで豊能二次医療圏の療養型病院として主に急性期病院からの受け皿となる慢性期医療のみを役割として果たしてきました。2018年4月に策定された、第7次大阪府保険医療計画のポイントは、「地域包括ケアシステムを支える医療の充実」でした。計画の中の地域医療構想では、私たちの所属する豊能二次医療圏において、急性期の需要が低下し、回復期の医療需要が増加すると見込まれていました。そこで甲聖会は、計画に則り、在宅療養支援病院としての許認可を受け、地域包括ケア病床を30床立ち上げました。

2018年4月より、私は6年間理事長を務め、組織力強化・地域との信頼関係構築に尽力してまいりました。この6年間で法人は大きく成長していると感じています。しかしそれでもまだまだ課題は多く、在宅部・訪問看護・ケアプランセンターについては、地域での知名度がまだまだ足りません。今の時代において、医療業界は弱肉強食の時代です。現状維持は、衰退を意味します。その中で、「関わった人みんなを幸せに」という理念の下、我々は発展を続け、地域に貢献していかなくてはなりません。

 2024年6月より、体調不良のため理事長を退任し、副理事長・法人本部長を務めることになりました。新しい甲斐沼孟理事長体制のもと、副理事長として下支えし、またよきアドバイザーとなり、法人経営を推進していきたいと思っております。そして、地域の方々が安心して医療・介護を受けられるよう、皆で最善を尽くしたいと思います。今後ともご支援をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

院長ご挨拶

院長 三好 新一郎

2024年4月1日付けで院長に就任し2年が経ちました。
この間、当院の理念である「関わった人みんなを幸せに」のもとで、地域の皆様の健康と福祉に貢献すべく病院スタッフ一丸となって尽力してまいりました。

当院は療養病床86床、包括病床30床からなる慢性期医療を担当する病院です。また、内科・整形外科・皮膚科などの外来、健康診断のほか、医師・看護師を派遣する訪問診療も行っています。2023年に在宅療養支援病院としての機能強化を目的に法人内に訪問看護ステーション・ケアプランセンターが設立されました。そして、これら全ての医療レベルの向上を目指して、2024年3月には病院機能評価を受審いたしました。

今後も「関わった人みんなを幸せに」の理念のもと、全職員が精進を重ね、地域の皆様が安心して暮らしていただけるよう頑張っていきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。

「当院について」に戻る